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厚生年金基金 一時金

厚生年金が受給資格を得るまでには、25年という長期の加入期間が必要であるのにたいして、厚生年金基金においては、1ヶ月以上の加入で、受給資格が得られるのです。
その後は、3年、10年の区切りで受給内容に変化があります。
加入期間3年以上10年未満の間で脱退した場合は、次に転職した就業先の企業年金制度へ、厚生年金基金の退職一時金相当の金額を、移管することもできるのです。
国民年金や厚生年金という年金制度では、必ず、20歳以上で加入が義務付けられています。
しかし、厚生年金基金については、私的年金として、企業や事業所ごとの任意選択の制度です。
というこよからも、厚生年金基金の掛け金について、就業者は、中途退職した場合や、年金受給を受ける時になった時、厚生年金基金への加入、払い込み金額が、不確かな事実とならないように注意が必要です。
勤めている時から、十分に把握しておくことが大切なのです。
不明であるといったような場合は、企業年金連絡会に、照合を求めるといったこともできます。
例えば基金を脱退した者が、脱退一時金相当額の移換先として、脱退一時金相当額の一部を他の基金に、残りを確定拠出年金に移換するといった、複数の制度に移換することはできないという点もおさえておかなくてはなりません。
このような、厚生年金基金についての、しくみなどについては、[企業年金連合会]のホームページで、さまざまな情報を入手することもできます。
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厚生年金基金とは

厚生年金基金とは、企業や業界が、サラリーマンの年金である厚生年金に上乗せして、年金額を手厚く支給するために設けられました。
日本の企業年金制度の類別の一つです。
厚生年金基金が創設された背景には、昭和38年の厚生年金保険の改善検討の際、厚生大臣の諮問機関である社会保険審議会で、その構想について意見が出されたことにあります。
その後、昭和40年6月に厚生年金保険の大幅な給付改善とともに、厚生年金基金制度の創設を主な内容とする、厚生年金保険法の一部を改正する法律が成立したのです。
こうして、厚生年金基金制度は、新しい仕組みの年金制度として昭和41年10月からスタートしたのです。
現在では基金加入員数は厚生年金保険の被保険者の約3分の1までに成長しており、公的年金を補完する制度として完全に定着しました。
しかし、厚生年金の上乗せ部分であるので、加入は事業所や企業の判断や選択によります。
判りやすく考えてみると、3階建ての年金構造のうち、1階部分は公的年金で最低限の保障として受給する国民年金(基礎年金)と、かんがえます。
次の2階部分も公的年金であり、被雇用者としての現役時代の収入に比例した年金を受給する、厚生年金や共済年金が、これにあたります。
ここまでを普通の2階建ての家と考えるならば、その上に、余裕を持って、建て増しをする3階部分が、私的年金として「厚生年金基金」ということになるでしょう。
しかし、母体となる企業の業績不振のため。
解散せざるを得ない場合も増えています。
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厚生年金 パートの場合

厚生年金加入をパートにまで拡大するという政策については、飲食業や流通業など関係業界からの猛烈な抵抗があって、当初の企画通りには進められていませんが、パート労働者に対する厚生年金保険等の適用拡大の厚生労働省の最終案が明らかされています。
これによると、

1.適用基準
?週の労働時間が20時間以上である。
?当面、月額98,000円以上の賃金を得ている。
?1年以上の勤務期間がある。

2.経過措置
当面、従業員300人以下の中小零細の事業所は適用を猶予する。

とされています。

飲食業や流通業など関係業界では多数のパートを雇っている関係上、厚生年金加入が義務付けられるとその半分の会社負担が重くのしかかり、経営問題になりかねない背景がありました。
また、加入対象とされるパート勤務者の方でも、毎月の給料から社会保険料が差し引かれて現金収入が減るため、加入に乗り気でない人が多いと言う、双方の利害が一致した結果でもあったようです。
ただ、パートによる厚生年金の支払いの損得については、厚生労働省の試算があります。
それによると、サラリーマンの妻のケースなどでは、月収10万円で厚生年金に1年間加入すれば、年間約9万円の保険料負担で、老後の年金額を年約16万円増額できるとされています。
この計算ですと、国民年金保険料を払っている月収10万円の人の場合には、厚生年金加入の方が保険料が安くなることになります。
厚生年金は勤続年数と給料の額とで受け取り金額がそれぞれ異なりますが、国民年金よりはるかに受給額は多いです。
たしかに社会保険制度の信頼度は著しく落ちている現状ですが、高齢化社会での老後設計を考える時、多く受け取る仕組みをパートまで拡大していくと言う方針は考えれてしかるべき要素があるといえます。
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